こんにちは〈KAZ〉です。
今回は以前交換したスイングアームから純正加工タイプに交換しました。
なんでかってーとレイダウンを最近行ってるチューン屋でやってもらおうと話に行ったとき、後々のこと考える(スイングアーム交換する)と純正ベースで取り合えず車体側を作っておいた方が、後々対応しやすいとのこと。
あっぶねえ!やっぱその作業を数こなしてデータもってるとこは違うわあ、、って思いました。マジで助かった。
別にいま着いてるスイングアームじゃレイダウンできないとかじゃないですからね。
前に書いたスイングアームの記事で、今後また交換する予定と書いてたとおり、後々の考えとかんとね。
ではGO
Z1Rスイングアーム交換

まずはハンドルを左にいっぱいにきり、ブレーキを握らせて、、、

パンタジャッキで車体の様子を見ながらジャッキアップします。

サクッと外します。


PMC製は横にも広いし縦にも長いですね、、、

前に買って使わんかったピボット部のシールとっといてよかったあ。

ピボット部のシャフトを抜き取ってたっぷりとグリスアップします。

ニードルベアリングに指でグリッグリッとグリスを入れていきます。
あ、使ってるグリスは高荷重部用のリチウムグリスです。まあ一般的なモノですね。

こういうの新品って気持ちいいね。

車体にあたる側面にも薄くグリス塗布します。

車体側にも塗っちゃうっていうね(笑)まあ、愛ですよ。愛。

もちろんココもグリスアップ。あとシャフトも。

シャフトを軽く差し込みスイングアームを上下させながら入るとこをさがします。
あ、あと当たり前ですが車体ピボット部とスイングアームピボット部はキチキチになってますんで、あっさりスイングアームが入ったり左右にガタを感じたら何かがおかしいです。
それを知らずにギャンギャンに締めこんだりすると、スイングアームが動かなくなりますからね。
このピボット部はトルクレンチで規定トルクにて締めてください。
スイングアームピボットナット:規定トルク8.0~12.0㎏f・mです。今回は11.0をN・mに換算して約107N・mです。

まだこの時点では仮締めです。全部組み上がってジャッキを外して本締めます。
んで、この純正加工スイングアームに交換するとホイールセンターが左によってました、、、なんで?
スイングアームは曲がってないし、前のスイングアームの時もチェーンライン出てましたけどね、、おかしくね?
ダイマグとかだと2ミリほど向かって右に追い込んでやらないとスイングアームによってはセンターが出ないとは聞いたことありますがなんで?

言ってても仕方ないんでブレーキサポートの一番外のカラーを2ミリ削り、、、

左側のベアリングに圧入してあるカラーをワンオフのモノと交換します。

一番外面

真ん中面

ベアリング挿入部

ベアリングより出る部分

ベアリング挿入部


こんな感じっすね。

サクッと組んで、、、

ジャッキを外して、、、、

トルクレンチで、、、、

107N・mで締めます。
8.0~12.0kgf・mなんで結構幅あるんすよね。規定トルク。
まあ、100N・mきっかりで締めても良いんですけどね、、、11.0の換算で。今回は。


完成!
ヨシ、、、取り合えずこのスイングアームで走らせて何かあれば、また追々変えるかもね。スイングアーム。
トルクレンチあると便利です。
必須箇所もありますし、3/8差し込みと1/2差し込みとあれば最高です、、、高いですが。
取り扱いには気を付けてください。
床に落としたり衝撃を加えると正確なトルクで締めれなくなる恐れがあります。
上手に使っても校正は時期がくれば必要になってきますが、、、
『俺は手は手ルクレンチだ!』っていう人いますけど、必須箇所ありますからね!必須箇所!
因みにバイク全分解して組むなら絶対要ります!
トルクレンチなしでも組める!とか組んでる人が居たら危ないです!気を付けて!
今回の俺Z
スイングアームピボット部は動きを確認しながら組むってこと
グリスアップは確実にってこと
ホイールセンターとチェーンラインのチェックは確実にってこと
ですね。ご清聴ありがとうございました。〈KAZ〉