【Z1R】ステム交換に必要なパーツとか工具とか【PMCトリプルクランプキット】

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こんにちは〈KAZ〉です。

今回はとうとうフロント周りに着手しました、、、とうとうね。

とりあえずステムからですね。
ではGO

ステムベアリング組みつけ

まずはPMC製のステム(アンダーブラケット)にベアリングを圧入していきます。

今回使ったベアリングです。

ベアリングって規格モンなんでどこどこの奴じゃないと着かないとかはありません。

高速対応とかサイズ(規格)が一緒で性能がいいヤツとかはあります。

今回は特に高速回転するとかではないしこれでいきます。さがすの面倒だし。

アッパーベアリングのレース外径48mmです。

レースの厚み9.4mmです。

ベアリング内径29.7mmです。ここは上下一緒です。

ロアベアリングレース外径52mmです。

ロアレース厚み11.3mmです

さあ、組みますかね。

ロアベアリングをアンダーブラケットに圧入するんですが内側のコーン部のみを押して圧入しないといけません。

要は内側の金属部だけ押すってこと。

、、、がベアリングの回転する部分の方が出っ張ってるので通常だとベアリングインストーラーっていう特殊工具で圧入します。

、、、、、、が特殊工具過ぎてストレートとかには売ってません、あとアストロにもなかったです。

なので、無い頭ひねる今日も相当。

やり方はわかるけど工具がないって時はホームセンターに行きます。

なんやかんや見てるとアイデアが浮かんでくるんでおすすめです。

何かコイツでいけそうだってのがあったんで購入。

 

32Φの300mm 方ツバ直管 水道とか洗面台関係のとこで見つけました。

こんな感じで片方にツバがあり広くなってます。

やってみましょう。

、、、では、、、、、、ゴクリ

 

 

 

あつらえや!

普通に声出た。

 

何これ。ドンピシャやん。

てかコレ用なんじゃね?

あまりの計算通りに「歓喜の舞」を整備の神に奉納しました。

ひとしきり舞おわったんで組んでいきましょう

今回ステムを交換するにあたっての純正パーツです。

 

オイルシール:92056-003 アンダーブラケットの一番下に着きます。

 

ワッシャ:92022-231 オイルシールの上につきこの上にロアベアリングが圧入されます。

 

こんな感じの組みつけです。

次にベアリングにリチウムグリスを圧入します。

 

手のひらにグリスをのせてベアリングでグリスをかきむしるような感じでグリっグリっと圧入します。

 

グリスを掻くように。

あとはフレームに組む時にまたグリスアップしますんで、余分なグリスは拭き取っておきます。

 

油圧プレスにセットして

 

 

様子を見ながら真っ直ぐに圧入していきます。

オッケー。何の問題もなく「方ツバ直管」で組めました。

ステム準備完了。

次、バラし。

フロント周り分解

いつもどおりサクサクいきますか

ここでワンポイント

 

幅広のゴムをフレームのネックに引っ掛けて

 

リングナットを外すとステムがステーーームッと落ちずに安全に作業できます。

ステムがステーーームッ!ぷ、ぷぷーー!

 

 

 

幅広のゴム整備に結構使えてめっちゃ便利だよ。
幅広のゴム整備に結構使えてめっちゃ便利だよ。
幅広のゴム整備に結構使えてめっちゃ便利だよ。

、、、、さ続きをやりましょうか。

ベアリングレースを抜くのに

ステムベアリングアンダーレースリムーバー!

ストレートで購入しました、、、、が

ボールベアリングやったから要らんかった。
ボールベアリングやったから要らんかった。

テーパーローラーベアリングに使うんだった。

久しぶりだったんで忘れてた。テヘペロ。

まあ次ベアリング変える時、必要なんでいっか。

鉄の棒でベアリングレースを叩き抜きます。

 

抜いた後 画像でもわかるように鉄のささくれみたいのが出ることが多々あります。

これは刺さると痛いし、よく刺さります。

出た時点でウエス等でふき取って下さい。

ヨシ!バラし完了。

 

PMC製トリプルクランプキット取り付け

しゃあ!組んでくぜ!

ストレート、アストロ共にベアリング、オイルシールインストーラーはここまで大きいサイズは無かったです。(アッパー48Φ ロア52Φ)

なのでストレート製の34のソケットがドンピシャだったんでこれで打ち込みます。

ロアはストレート製37のソケットがギリ入らない。

ので

 

かるく鮫肌で削りました。

 

あとは様子を見ながらまっすぐにハンマーで打ち込んでいきます。

焦らず様子を見ながらまっすぐです。

レースを上下打ち終わったらいよいよステム組みつけです。

 

ベアリングにたっぷりリチウムグリスを塗ります。ベッタベタに。

 

アッパー側もベッタベタです。

これでも実際に組みつけてステムを左右に動かしたときにコリコリ感があったら迷わずバラシて追いグリスしてください。

追いグリスをしたら組んで馴染ませるように左右に動かします。

 

アッパーベアリングの上に着く純正のキャップです。

キャップ:46098-016

 

こんな感じです。

 

ステムナット:締め付けトルク2.7~3.3㎏f‐m(26.48~32.36Nm)

なんですが!ここはトルクレンチを僕は使いません!

クッと締めて気持ち緩める。みたいな感じです。

具体的にはフロント周りを全部組んで(フォーク、ブレーキ、ホイール等、走れる状態)にしてフロントを浮かして上下のがたがなく尚且つ自然と自重で左右に引っかかることなく最大キレ角まできれるように調整します。

んでココに関しては、組んで100㎞ぐらい走ったら再度チェック。必要であれば調整します。

結構調整が必要な場合が多いんで必ずやって下さい。

今回使ってるフックレンチはストレート製でトルクレンチも使えるんでお気に入りです。

 

完成。

今回の俺Z

ベアリングにはグリスベッタベタでOKってこと

古いレースを抜いた時のささくれに気を付けるってこと

必要な純正パーツを用意しておくってこと

困ったときはホームセンターってこと

ですね。ご清聴ありがとうございました。〈KAZ〉

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