こんにちは〈KAZ〉です。
今回はクラッチワイヤーの操作側(レリーズ)の油圧式とワイヤー式の作動にどれくらいの力がいるのか測ってみました。
普通に考えたら油圧の方が軽いんでしょうが、数値で見てみましょう。
ではGO
油圧式クラッチ
一般的に軽いイメージですよね。
クラッチマスターは初期のZX14Rのモノを使ってます。
コレを使って測りました。
これ意外と良いかも。飛行機の手荷物とかも測れるし。 安いし。
使った感じも特段問題なさそうです。
ではいきまっせー。
よいしょ~。
4.905㎏
レバーがハンドルにつかないよう2~3ミリ離したところで保持しての測定です。
てかこれが軽いのか重いのかわからん。
ワイヤー式クラッチ
ワイヤー式のクラッチレリーズに組み替えます。
とりあえず新品のワイヤーに注油。
浸透力最強。ラスペネ。重宝します。
とりあえずとりあえず。
いつものストレートで。
OK。きちんと透りましたね。
では組んでいきましょう。
レリーズ調整です。
ロックナットを緩めてマイナスを軽い力で止まるまで締めこんで止まったところから少し戻してロックナットでロックします。
ワイヤーの遊びは中間にあるアジャスターで大部分を調整します。
レバーのところにあるアジャスターでは微調整程度になるようにここで合わせます。
クラッチワイヤー調整の悪い例です。
切り欠きが上を向いてると水ガンガン入ってきて錆の元です。
こういう向きになるように中間とレバー部のアジャスターを調整します。
組みあがったんで測定しましょう。
よいしょ~。
4.930㎏
アレッ?言うて変わらんやん。おかしくない?
油圧4.905㎏ ワイヤー4.930㎏
引ききりに近いところだからかな?
レバーを中間ぐらいまで引いたところで測ってみます。
ワイヤー式の作動途中
よいしょ~。
あ、やっぱおもい。
6.780㎏
油圧式の作動途中
よいしょ~。
やっぱ軽いですね。
4.615㎏
ワイヤー式6.780㎏ 油圧式4.615㎏
油圧式の方が約2㎏ぐらい軽いですね。ですよね。
油圧式の方が操作は軽いんですがワイヤー式に交換しました。
全体の完成像はイメージできてるんで、まあワイヤー式かな…雰囲気込みで。
カスタムはイメージが大事ですからね。→過去にこんな記事書いてます。
今回の俺Z
操作はやっぱり油圧式が軽いってこと
性能面だけじゃなく雰囲気も大事ってこと
ですね。ご清聴ありがとうございました。〈KAZ〉