ブレーキボルトの脱落防止!ワイヤリングやってみた【ブレーキボルト穴あけ加工】【サーキット】

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こんにちは〈KAZ〉です。

今回はブレーキ取り付けボルトのワイヤリングをしたんでその話。

サーキットとか走ってる車両によくやってあるアレです。

個人的にカッコいいんですよね。アレ。レーシーで。

ではGO

用意するモノ

いつものストレートです。

今回は0.8㎜のモノを使いました。

、、、なんで俺が撮った写真、芯にきてないんだろ?

 

ワイヤーを撚る工具です。

10数年前NSRミニで草レースに行ってた時に工場長に貰ったヤツです。長持ち。

0.8㎜のワイヤーを使うんで1.6㎜のドリルを使用しました。

僕のボルトは高強度ボルトなんで念のため4本用意しました。

 

はい出た。ご存知、当ブログによく出てくる『ドリリングの友』

マジで便利。おすすめ。

とりあえず用意するモノはこんなとこですね。

 

ワイヤリング用の穴あけ加工(ドリリング)

では、やりますか。

穴あけ部位のマーキングです。

 

今回は穴2つで行きます。これでOK。

 

6面穴加工なら問題ないんですが、今回は2面穴加工なんで一応どこのボルトかわかるように分けておきます。

 

ポンチを打つ時、結構な力ではじくのでこのように平面ではなく曲面にポンチする時は対象物を固定しやすいよう、持ちやすいように工夫するとやりやすいし、ケガの防止にもなります。

 

ポンチ完了です。

 

ボール盤でドリリングです。当たり前ですがボール盤使用の時はウォーターポンププライヤー等で対象物を持つようにしてください。

回転系の工具を使うときは、特に気を付けてくださいね。ホント一瞬でグンッ!ともっていかれますから。

 

ドリリング完了です。ボルト11本穴あけ加工するのに結局ドリルの刃を2本折りました。

ボール盤使用でこんだけ折れるんで、ハンドドリルを使って加工する場合は下手したらもっと折れてたかもしれません。

 

ワイヤリング

やりますか。

 

ワイヤーは割と長めにカットするのがコツです。

 

今回はこの形で絞りますが、大事なことは『ボルトの締まる方向』にお互いのボルトを引っ張る形にワイヤリングすることです。

ちなみにワイヤリングはボルトの『ゆるみ止め防止』ではなく『脱落防止』です。

ゆるみ止め防止はロック剤塗布一定距離走行したら増し締めが一番確実です。というか増し締めはこまめにやって下さい。ホント意外とボルトって緩むもんですよ。

 

挟んで、、、

 

こんな感じで締まる方向に引っ張ります。

 

相手側も締まる側に引っ張ります。

 

カットした端はボルト側にクルンと巻いておしまいです。

 

ワイヤーツイスターの使い方なんですが、ワイヤーを挟んで中央の銀色の部分でワイヤーを挟んだまま固定するようにロックします。

ロックできたら一番下にあるつまみを引っ張るだけです。これが慣れると結構気持ちいいんです。

 

こんな感じの絞り方でもいいし、、

 

これでもOKです。

 

完成。

う~ん!レーシー!

良いやん。カッコいいやん。

 

今回の俺Z

ワイヤリングはお互いの締まる方向にするってこと

ワイヤリングはゆるみ止めじゃないってこと

ボルトの増し締めは定期的にってこと

ですね。ご清聴ありがとうございました。〈KAZ〉

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