【Z1R】ピンゲルコック分解修理してみた!パーツとか【オーバーホール】

スポンサードリンク




こんにちは〈KAZ〉です。

今回はZ1Rの整備ですよ。重い腰を上げてね。

何かってーと僕のZ1Rは燃料コックを社外のピンゲル製のハイフローコックに交換してます。よくこのブログを読みに来てくれてる方は知ってると思いますが…まあまあの放置車です。

んでハイフローコックなんですがOFFでも燃料出っ放しの超ハイフローコックになってしまったので分解修理できそうなのでやってみます。
ではGO

ピンゲルコック分解

まずはタンクから外しましょう。

ピンゲルアダプターナット僕のZ1Rは24mmです。

さっそく分解しましょう。まずストレーナーを外します。一回くぼんで盛り上がってるところをマイナスドライバーとか配線ドライバーでこじてやって...

引っ張ります。少し力が要りますが様子を見ながら引っ張って下さい。

OK

つぎはコックの切り替えのレバーを抜きましょう。

まずはウォーターポンププライヤーで...

くいっとね。

んで…

こっから先はピンポンチを使います。ドリルの刃等でも代用できますがやっぱり工具の方がやりやすいです。


まっすぐ適度な力で叩いてください。

こんな感じで抜けます。

次はいよいよ本体をバラします。

本体は圧入でパーツが組み込まれてるのでプーラー代わりにステンのボルトを使います。サイズ8mm120mmです 。

本体側は別で固定しておかないとバラせませんのでソケットで代用します。この時使ったソケットはインパクト用の22mmでしたがコックの種類で合うやつをチョイスして下さい。

固定したいところは六角になっている部分です。

こんな感じでバイスにセットします。注意点はバイスに対して垂直にセットすること。

んでバイスを締めこむと...

カキンッッ!

...と、乾いた音とともに圧入が外れます。思ってるより精巧に組まれてるようで少し力が要ります。

これは状況を見てもらうためバイスから外しましたのでさっきの状態にセットして最後まで抜き取ります。

抜けました抜けました。
ん?

...切れたOリングの破片が

とりあえず抜き取って。

左右どちらも下部がちぎれてますね。構造上なんのかな?まあ何でも定期的に整備は必要ですからね。


分解完了!

ピンゲルコックのOリング

Oリングが三つ必要ですね。
今回はググったら「Oリング総研」ってとこで入手可能みたいなんでそっから入手しました。

注文は楽天検索で簡単に引っかかったんで楽天で。


2つのほう


1つのほう

ピンゲルコック組み立て

パーツもそろったんで組み立てていきましょう。

組み立てる前にキャブコンで洗浄します。

ヨシ!やろう。

Oリングにはグリスを塗布します。基本に忠実に。

Oリングなんですがセットして配線ドライバー的な物の側面ではめ込んでください。意外と精巧でコクンという手ごたえがあります。

ロッド側もグリスを塗布してセットします。セットしたらロッドの動きを確認しときましょう。

OK。圧入していきます。

今回は油圧プレスがあるんでこれでやります。

本体側の固定はインパクト用ソケットの19mm

フタの圧入側はインパクト用の10mm

こんな感じでセット完了です。

では圧入します。

圧入完了。ポイントは真直ぐセットして様子を見ながら圧入すること。あと圧入しすぎないこと油圧プレスなんで簡単に壊れます。

油圧プレスなんてねえよって方に

フタ部分はインパクト用10mm本体側はプラグレンチ20.8で固定して

バイスにセットして圧入できます。まあ原理は一緒ですね。

プレスもバイスもねえよって方。創意工夫してください。方法は何でもあります。考えましょう。

ロッド部分を固いところに固定してプラスティックハンマーかなんかでピンをコンコンとね。

最後はウォーターポンププライヤーでキュッキュッとね。ストレーナーを元通り組んだら…


完成

楽勝。楽勝。

今回の俺Z

非分解じゃないのでOリングさえあればやれるってこと

構造上Oが切れやすそうなんでストックしとくってこと

整備方法は創意工夫ってこと

ですね。ご清聴ありがとうございました。〈KAZ〉

スポンサードリンク










最近のコメント