こんにちは〈KAZ〉です。
今回は僕の「単車改造の持論」について話します。
僕の「単車改造の持論」は自分の手で「正常進化」させることを最終目標にしています。
改造、カスタム、チューン、色々いいかたもありますし、コンセプトみたいなのが人それぞれあると思います。
馬力を上げる。
見た目を派手にする。
補器類をつけて利便性や積載性を上げる。
とにかく純正パーツをアフターパーツ(カスタムパーツ)に変える。などなど、上げたらきりないし全部正解だと思います。
だって自分の単車だし。
(あからさまに周囲にかけないでいい迷惑をかける改造は論外ですが)
正常進化!
僕の考え 僕は自分の単車を改造するにあたっておおすじで気にしてることは重量。つまり「軽量化」です。
なぜ僕が「軽量化」に重きをおくかというと「軽量化」は単車のパフォーマンス(運動性能)のすべてにおいて基本的には良い方向に作用すると考えているからです。
例えば同じエンジンであれば軽いほうが速い。
車重が軽いほうがサスペンションの動きが良い。
車重が軽いほうがブレーキの効き(制動距離が短い)が良い。
単車は方向を変えるのに寝かしたり切りかえしたりの連続で軽いほうが圧倒的に楽。
燃費も良くなる。
まだまだありますが、分かりやすいところでこの辺にしときます。
少し例をあげただけでもやばくないですか。何にでもいい方向に働きますよね。軽量化って。
まさに「正常進化」って感じしません?
「そんなの大幅にやんないと意味ない」とか「極端過ぎ」って思うかもしれませんが
理論的には軽量化≒パフォーマンス(運動性能)向上≒正常進化と僕は考えてます。
軽量化のデメリット デメリットでいうと耐久性ですかね。
分かりやすいところではリアスプロケットです。
ここはバネ下重量にあたるので軽量化すれば効果が大きいところですが、純正の鉄製からアフターパーツのジュラルミンとかに変えると摩耗が明らかに早くなります。
消耗品なんで摩耗して当たり前のところですが、耐久性は純正と比べるとかなり落ちます。しかも要交換になればフロントスプロケット、リアスプロケット、ドライブチェーンは基本3点セット交換です。
個別に変えることもできますが、3点セットで交換したときより消耗は早くなります。このように財布の軽量化につながります。
バランスをとることも忘れずに!
んで次に重要視しているのがさっき触れた「耐久性」です。
要は何でもかんでも一番軽いものを着けるのではなく、そのパーツの役割を考えて重量重視か耐久性重視かを選びます。
最新式やそれに近いものに乗ってる人には耐久性を考えていたら、軽量化できないくらい最初から軽く作ってあるので参考にならないかもしれません。
カスタムパーツの素材で言えば、チタン、マグネシウム、アルミ、カーボン、ステンレスこの辺が軽量化に貢献する代表的な素材ですかね。
最新式やそれに近いものはこの中でもチタン、マグネシウム、カーボンなど非常に高価な部類のものをチョイスしないと軽量化による恩恵が受けにくいです。
その点、僕の単車は1980年製なので、耐久性を考慮しても軽量化出来るところが結構あります。
なので軽量化をまず考えつつ、場所によっての耐久性を考慮し、自分のセンスで見た目にも納得いくものに作りこんでいきます。
イメージは大事!
まずは自分の改造するにあたってのおおすじ、僕の場合は軽量化「軽量化」という幹に「耐久性」「見た目」「バランス」「その他」などの枝があるイメージです。
そして単車を改造するにあたって最終的な形のイメージがあった方が絶対いいです!イメージなんて出来ないよって人。
今はインターネットが進化してちょっと検索すればカスタムされた画像がいくらでも見れます。イメージが苦手な人はそこから始めてください。たくさんの改造車を見ていれば何となく自分の好きなスタイルは見つかります。
行き当たりばったりで最終的なイメージもなく選んだパーツやその部分、ホイールならホイール、サスペンションならサスペンションとかで1番値段が高いパーツを選ぶ。
とかやってると最終的に「中途半端」「金がかかっただけ」の単車の出来上がりです。
いや、わかる。わかります。
「所詮自己満なんだから」「冒頭でお前、全部正解って言ってたろ」
わかります。
けどここは僕の場です『俺専用Z1R』です。
タイトル『『俺専用Z1R単車改造の持論』バイクカスタムはイメージとが大事!』です。だからもうちょっと語らせて。
技術的なこと
あと改造していくにあたって僕は自分でやれる分はもちろんやりますが、どうしても設備が限られているので外注も使わないといけません。
読んでくれているほとんどの方がバイク屋さんに依頼することが多いと思います。
バイク屋さんを選ぶ際に1つだけ、これだけは守って下さい。
整備士で選んでください。
これマジ!!!!!絶対守って!!!!!!!!
単車は死にますからね。ボルト1本落ちただけで。
良いバイク屋さんというか出来る整備士についてはこんど書く!
改造の魅力
単純に俺専用になっていく様が楽しい!ってのもあります………が、それだけでは満足できません。
稀ではありますが、作り手の情熱だったり、持論、センスなど一切妥協せず作りこまれた単車を目にすることがあります。本当に極々稀ですが。
そういう単車はオーラというか雰囲気、存在感というか、うまく言えませんが『圧』を感じる単車に仕上がってるのがわかります。
人間に例えると『華がある人』を想像してもらえばわかりやすいかもです。それに似た感じです。僕の中では。
『華がある』これは先天的というか才能のひとつかな、と
それを自分の単車で自分の手で作り出せたらと思うと………どうです?ワクワクしません?
最終的に仕上がり「正常進化」を見せた時どうなってるか楽しみで仕方ありません。頭の中での構想はかなりのとこまで出来上がってますからね。
今回の俺Z
改造は最終的な形のイメージが大事!
自分のおおすじ(性能的なこと、見た目的なこと、何でも良いです。例えば色は黒で統一するとかでもOK)優先事項を決める!
改造にデメリットはつきもの!バランスを考えること!俺専用になっていくのを思いっきり楽しむ!
ですね。ご清聴ありがとうございました。〈KAZ〉