こんにちは〈KAZ〉です。
今回は車で走ってるときに前方から『シャンシャンシャン』やバックする時に『クォーーーーーン』と、けたたましく異音が発生しましたんで、『まあ、パッドだろうな』ってことで、、、、その話。
ではGO
ブレーキパッド購入
異音の種類にも、もちろんよるんですが聞いた感じパッド。
何回も脱着するの面倒なんで、先にパーツの手配を行いました。
お馴染み楽天です。ホント便利な世の中。
しかし車のパッド安いなぁ、、、これフロント左右セットでの価格ですよ。
僕がZ1Rに使ってるパッドの約3分の1ですよ。しかも1つのキャリパーに対しての。安すぎだろ。
車ってタイヤも安いですからね。つーかバイクが高いんか、、、、、
パーツの注文は車検証があれば簡単です、当たり前やけど同じ車種でも年式で違ったりするから。
フロントブレーキパッド交換
パッドも届いたんでやりますか。
ここんとこ街の視線を独り占めしてたからね。異音で。
特にバックする時がすごいのよ。
『くおぉぉぉぉおん』
って。マジで恥ずかしいし、シンプルに迷惑。
さあ、やろう。
どんな車にもタイヤの後方にジャッキをかける場所があります。(リアタイヤ側は前方)
画像の切り欠きがあるところがジャッキをかける場所です。
間違ってもそれ以外のボディにはかけないでください。上げていったら自重でメリっと逝きます。
今回は油圧ジャッキで上げます。
まあ車に積載してあるパンタジャッキでもモチロン良いんですが楽で安全です。
パッドを交換するにあたって平たんな地面に停めジャッキアップするんですが、意外と動きます。
準備段階では動いた瞬間、油圧ジャッキだと油圧を抜いて一瞬で下げれるので安全です。パンタだとこうはいかない。
あ、あと後輪に輪留めも忘れずに!基本基本。
黄色で目立ちます。黒だと意外と忘れて発信させる時、危険です。
3つは21の普通の袋ナットなんですが、1つは盗難防止の花形です。
交換前に確認しておきましょう。
パパっと外して
このキャリパー裏の14のボルトを1本外します。
新しい仲間です。
バラす時はエアラチェって楽。
組む時は普通のラチェットとして使えるんで、僕はそうしてます。
ネジ山壊したくないし自分の手の方が信じれるんで。
この様に上のボルトは外さずに下のボルトを外して、上のボルトを支点にクルンと回してスライドさせれば、キャリパーがサポートから外せます。わかりにくいか。
この様にパッドがサポートにはまってるんで横にスライドさせて外します。
ほらね~。この金属のプレートが異音の原因です。
つっても『ブレーキパッド減ってんぞ!』知らせる大事な奴なんですがね。
新品はこんな感じす。
パッドグリスを塗布して鳴き止めのプレートを交換するパッドから移設します。別になくても良いんすけどね。
こんな感じでプレートにピストンの形が残ってたので今回はこの時点でパッドグリス塗布しました。
アタリ処がわかんない場合はキャリパー側に塗布します。あくまで薄っすら。
ワイヤーブラシとブレーキクリーナーで掃除して組んでいきます。
2本のボルト(スライドピン)にはシリコングリス塗布です。ゴムのブーツがついてるんでシリコン。
今回はフルードの交換はしません。
、、、がフタは開けておかないとピストンを縮めても出てきたり、縮めにくかったりするんで開けた状態でカップに乗せときます。
新しい仲間です。
これで出てきてるピストンをキャリパー内に押し込みます。万力の逆の原理ですね。
、、、、正直こっちのタイプが使いやすい。
前に整備士してた時こっちのタイプでした、、、、まあそんなに頻繁に使うもんじゃないし使えないわけじゃないから良いんですけどね。
ピストンを戻したら、、
上のスライドピンをサポートの差し込んで、、、、
こうきて、、、
こうです!
下のボルトをキチンと締めて、、、
パッド交換完了です。
手で仮締めして、、、
トルクレンチにて本締め。あ、キャリパーの2本もトルクレンチ推奨です。
片側完成!
当たり前やけど新品とすごい差、、、、
反対側も同一手順です。
交換し終わったら必ずブレーキを何度か踏んでタッチを出してください。ピストン縮んだまんまですからね。
んで、走り出しは新品のパッドをローラーに馴染ませるのとパッドに焼きを入れるのにブレーキングを何度か繰り返してください。安全な場所でね。
ギャンギャン急ブレーキかけるとかじゃないよ。キュッキュッとかけたり長い距離ブレーキ引きずるイメージで僕はやってます。
ブレーキパッド交換に必要なモノ
こんなとこですかね、参考までに、、、
※ブレーキの分解整備は国家資格(整備士)必要です!僕は持ってます。
今回の俺Z
車のジャッキアップは平たんな場所でってこと
輪留めをキッチリかけるってこと
トルク管理をキチンとするってこと
ですね。ご清聴ありがとうございました。〈KAZ〉